GitLab

目次

動機

GitLabを立ち上げて、ReadMe?などの閲覧でMarkDown?書いて、そんでもってPlantUml?がmarkdown内に記述できたら、以下のメリットがあるのではないかと思った

メリット

テキストなので、diffを使った差分がわかるので以下のメリットがある。

注意点

メールサーバを導入しないので以下に示す手順を実行しないとログインできない点に注意する

volumesディレクトリの準備

mkdir config
mkdir logs
mkdir data
mkdir gitlab-runner-config

完成版、docker-compose.yaml

要点:以下の文章で部分的に説明していますが、結局はこれをコピペしてつかってください。

version: "3.9"
services:
  web:
    image: 'gitlab/gitlab-ce:latest'
    restart: always
    hostname: 'gitlab.example.com'
    environment:
      TZ: "Asia/Tokyo" 
      GITLAB_OMNIBUS_CONFIG: |
        external_url 'http://gitlab1:8929'
        nginx['redirect_http_to_https'] = true
        gitlab_rails['gitlab_shell_ssh_port'] = 2224
    ports:
      - '8929:8929'
      - '2224:22'
      - '443:443'
    volumes:
      - './config:/etc/gitlab'
      - './logs:/var/log/gitlab'
      - './data:/var/opt/gitlab'
  plantuml:
    image: plantuml/plantuml-server
    restart: always
    ports:
      - "8005:8080"
    environment:
      TZ: "Asia/Tokyo" 
  kroki:
    image: 'yuzutech/kroki'
    restart: always
    ports:
      - "8081:8000"
    depends_on:
      - blockdiag
      - mermaid
      - bpmn
      - excalidraw
    environment:
      - TZ="Asia/Tokyo"
      - KROKI_BLOCKDIAG_HOST=blockdiag
      - KROKI_MERMAID_HOST=mermaid
      - KROKI_BPMN_HOST=bpmn
      - KROKI_EXCALIDRAW_HOST=excalidraw
  blockdiag:
    image: yuzutech/kroki-blockdiag
    restart: always
    expose:
      - "8001"
  mermaid:
    image: yuzutech/kroki-mermaid
    restart: always
    expose:
      - "8002"
  bpmn:
    image: yuzutech/kroki-bpmn
    restart: always
    expose:
      - "8003"
  excalidraw:
    image: yuzutech/kroki-excalidraw
    restart: always
    expose:
      - "8004"
  gitlab-runner:
    image: gitlab/gitlab-runner:latest
    container_name: gitlab-runner
    restart: always
    volumes:
      # windows
      - //./pipe/docker_engine:/var/run/docker.sock
      # linux
      # - /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock
      - ./gitlab-runner-config:/etc/gitlab-runner
    ports:
      - "8093:8093"

上記のvolumesがない場合は作成しておく

windowsのWSLのメモリサイズの上限を設定するシェルの例

最近のwindows11のバージョンでは、いろいろサーバを立ち上げると、docker desktopがメモリを圧迫したまま開放しない、という仕組みに変わったらしいので、いずれ修正されると思うが、

git for windowsで使う想定で、.wslconfigを修正するスクリプトを書いた。手動のほうが早かったかもしれない。実験でdocker-composeを使った後のメモリ開放設定の後始末用にあると自動化できて便利かもしれないから残しておきます。

#!/bin/bash

# 設定したいメモリのサイズ (例: 8GB)
MEMORY_SIZE="8GB"

# .wslconfigファイルのパス
WSLCONFIG_PATH="/c/Users/(自分のログインユーザのディレクトリ)/.wslconfig"

# .wslconfigファイルが存在するか確認
if [ -f "$WSLCONFIG_PATH" ]; then
    # ファイルが存在する場合、memory設定を更新
    sed -i "s/^memory=.*$/memory=$MEMORY_SIZE/" $WSLCONFIG_PATH
else
    # ファイルが存在しない場合、新規作成してmemory設定を追加
    echo -e "[wsl2]\nmemory=$MEMORY_SIZE" > $WSLCONFIG_PATH
fi

何がしたいのかというと単純に.wslconfigというファイル名で、上記のdocker-compose.ymlで起動するサーバのメモリをwindowsで上限付きで確保しておきたいというだけです。ちなみに.wslconfigファイルは以下のようになります。

[wsl2]
memory=8GB

Docker Desktopの再起動

上記のメモリの上限せっていはwindows11の特定のバージョンでしか使わないとはおもいますが、その設定を行った後は、以下のコマンドで再起動します。もちろん手動でも全然大丈夫です。

# wslのシャットダウン
wsl --shutdown
# Docker Desktop起動
"C:\Program Files\Docker\Docker\Docker Desktop.exe" &

GitLabをDockerをつかってインストール

公式サイトの以下のページを見る

https://docs.gitlab.com/ee/install/

インストール方法はたくさんあるが、今回はdockerを使ったやり方にする

ローカルサーバとしてたちあげてみるだけなので、メールの認証とかの設定は行わず、rubyのインタプリタツールを直接触って、サーバに直接パスワードを書き込む方式とする。

dockerを利用したGitLabのインストール

今回は、どの環境でも素早く構築できることを信じてDockerでインストールする方法をためしてみようと思う。

https://docs.gitlab.com/ee/install/docker.html

Docker for Windows は公式にはサポートされていないようだ。でもやりたいのは、ローカルマシンのwindows上で動作させることだからなんとかやってみる。

成功事例の以下のブログ記事を参考にしてみよう。

Windows10にDocker ComposeでGitlabを導入

https://qiita.com/peanuts2013/items/105be140eb9826cfdb2d

Windows+Docker(Compose)でGitlabをローカルに立ち上げた時の話

https://qiita.com/beeeegle/items/b8d8da113f272f61af44

gitlabのDockerイメージ

https://hub.docker.com/r/gitlab/gitlab-ee/

いや、まてよコミュニティーエディションは、こっちか https://registry.hub.docker.com/r/gitlab/gitlab-ce/

こっちがコミュニティーエディションのほうが無料のはず。まあ、そんなことは気にしなくても、dockerを使ったインストールのブログをあされば、docker-composeの設定が書いてあるとおもうから、それをつかえばいい。

機能の比較

https://about.gitlab.com/features/?stage=plan

無料で使える機能が充実している、よっぽど使い倒す気持ちがない以上は無料プランでよいとおもった。

JIRAとも連携できるのか、ふむふむ。

手順

端末のIPアドレスを調べる

ipconfig -all

hostsファイルにローカルのIPアドレスの別名を登録しておく

以下の説明では、調べたIPアドレスを以下名前でhostsファイルに登録したものとする

調べたIPアドレス gitlab1

保存すると、すぐに適用されるようだ

なぜこうするかというと、

だから、IPアドレスが変更になってしまっても、最小限の修正で復帰できて、他サーバからもアクセス可能にするためにhostsをつかう運用が良いのだ。

手順2 gitlabとplantumlサーバを立ち上げる

以下のコマンドで、上記で設定したdocker-compose.ymlで設定した内容でdockerが起動する。

docker-compose up -d

起動には数分かかる。起動中は以下のコマンドでstartingと表示される

docker-compose ps

起動が完了すると

healty

という状態になる。

docker-compose.ymlのvolume:で指定したディレクトリにgitlabのファイルが共有されるようになる。

手順3 gitlabの設定ファイルにplantumlサーバとのリダイレクト設定できるように設定を追記

設定を反映させる

# 立ち上がっているdockerのコンテナ名を調べる
docker-compose ps
# コンテナに接続
docker exec -it コンテナ名 bash

gitlabからplantumlへは、gitlab内のnginxサーバのプロキシ設定を以下の設定を追記することで行う。

参考: https://docs.gitlab.com/ee/administration/integration/plantuml.html

ファイル名:/etc/gitlab/gitlab.rb

# Docker deployment
nginx['custom_gitlab_server_config'] = "location /-/plantuml/ { \n proxy_cache off; \n    proxy_pass  http://gitlab1:8080/; \n}\n"

捕捉:ここで躓く人は、以下のサイトを見るといいのかもしれない。

https://qiita.com/RYO-4947123/items/cf138989eebf12e45601

# 設定を反映させる
gitlab-ctl reconfigure

手順4 Adminでログインできるように直接パスワードを登録する

ldapサーバを使わない場合の手順である。ほかのサービスも立ち上げる場合はLADPサーバを使えるように設定するのが良いと思う。

参考: https://e-penguiner.com/gitlab-with-docker-onpremise/

立ち上がっているGitLabにbashで接続する

rubyのツールを立ち上げる

dockerコンテナ内のbash上で以下のコマンドを打つ

gitlab-rails console -e production

※起動には数分かかります

手順5 ログインできるようにする。

gitlabのdocker版はメールサーバまでは入っていない。設定方法は有るらしいが、 数人で使う程度ならば、パスワードはgitlabに以下に示す手作業でいれることができる。

rubyのインタプリタが動作するのでパスワードを設定する

user = User.where(id: 1).first
user.password='設定したいパスワード'
user.password_confirmation='設定したいパスワード'
user.save!
exit

gitの管理者でログイン

ユーザを追加する前に、root権限でログインしておく

以下の手順で認証のメールが必要な手続きをしないようにしておく

これで、ユーザ追加後にログインできるようになった。

rootユーザ以外の場合

ユーザ登録をすると、パスワードがランダムに割り振られるので、上記の

user = User.where(id: 1).first

の数値1を適宜増やしてパスワードを直接いれて保存するのがよいと思う。

ただし、パスワードをいれたあと、以下の設定が無いとログインができない。

GitLabPlantUml?を使う手順

plantumlをgitlabで使うには、設定で有効にしないといけない

手順

Main menu の Adminをクリック
Settings の Generalをクリック
PlantUML セクションを広げる
Enable PlantUML のチェックボックスをオンにする
URLには、http://gitlab1:8005 と入れる

参考:gitlabのplantuml設定を有効にする 

https://docs.gitlab.com/ee/administration/integration/plantuml.html#configure-your-plantuml-server

SSHキーの登録

参考: https://click.jp/knowledge/1476/

手順

もし、git for windowsをインストールしていない場合はインストールする
もし、まだ公開鍵がない場合は以下の手順で作る

以下の"ホームディレクトリ"は各自の環境のホームディレクトリに読み替えて実行されたい

git for windowsのシェルでログインした直後という前提で説明する

# ホームディレクトリに移動
cd ~
mkdir .ssh
cd .ssh
ssh-keygen

あとはエンターキー

すると、ファイルが2つできる。

# 生成されたファイルを確認
ls

拡張子がpubのファイルがあったとする。

なんとか.pub

そのファイルの中身をコピペしたいので

cat なんとか.pub

とすると鍵の内容がわかるので、それをコピーする。

gitlabでプロジェクトをつくったとしたら、"ADD SSH-KEY"ボタンをクリックする

先ほどコピーしたなんとか.pubの中身を張り付ける。

これで、

git pull

git push

ができるようになる。

krokiも使えるようにしてみる

上記のplantumlの追加だけでも十分なのだが、ついでにkrokiも使えるようにしておく。

C4とかBPMNとか使ってみたい。

GitLabの設定参考URL: https://docs.gitlab.com/ee/administration/integration/kroki.html

docker-compose.ymlに追加する

以下をdocker-compose.ymlに追加する。軽く説明すると、krokiのコアを呼ぶけど、いろいろなマークダウン風の出力を提供しているサーバのdockerたちに依存してるよ。

ぐらいの意味である。

  kroki:
    image: 'yuzutech/kroki'
    ports:
      - "8081:8000"
    depends_on:
      - blockdiag
      - mermaid
      - bpmn
      - excalidraw
    environment:
      - TZ="Asia/Tokyo"
      - KROKI_BLOCKDIAG_HOST=blockdiag
      - KROKI_MERMAID_HOST=mermaid
      - KROKI_BPMN_HOST=bpmn
      - KROKI_EXCALIDRAW_HOST=excalidraw
  blockdiag:
    image: yuzutech/kroki-blockdiag
    expose:
      - "8001"
  mermaid:
    image: yuzutech/kroki-mermaid
    expose:
      - "8002"
  bpmn:
    image: yuzutech/kroki-bpmn
    expose:
      - "8003"
  excalidraw:
    image: yuzutech/kroki-excalidraw
    expose:
      - "8004" 

ポートの8081が、こちらから使うポートになるので、番号が他のdockerで立ち上げたサーバとかぶらないようにしよう。

参考にさせていただいたURL

https://www.rk-k.com/archives/4399

GitLabの設定

plantumlのときで出てきた設定項目の2,3個上にkrokiの設定がある。

サーバのアドレスをgitlab1にしていれば、以下のリンクからでも設定画面に行くと思う。

http://gitlab1:8929/admin/application_settings/general#js-kroki-settings

チェックボックスをオンにする。

URLには、

http://gitlab1:8081

をいれる

krokiの追加フォーマット扱い

公式の解説URL: https://docs.kroki.io/kroki/setup/install/#images

たとえば、BPMNを有効にしてみる

そこには、Companion containers という欄にBPMN

が書いてあって、リンクをたどると、Dockerのページに飛ぶ。ちなみにURLは以下

https://hub.docker.com/r/yuzutech/kroki-bpmn

そこには、dockerのpullコマンドが下記のように書いてあった。

docker pull yuzutech/kroki-bpmn

メールサーバも連動させてみる

gmailに送信できないらしいが参考URLを手掛かりにやってみる。

メールサーバがないと、手動でユーザ登録とかなので、ローカルでSMTPのメールサーバをたて、gitlabと連動させてみる

追加するdocker-composeの中身

  mailserver:
    image: boky/postfix
    environment:
      ALLOWED_SENDER_DOMAINS: 'gitlab1'

追加するdocker-composeのgitlabの環境変数

        gitlab_rails['smtp_enable'] = true
        gitlab_rails['smtp_address'] = "gitlab1"
        gitlab_rails['smtp_port'] = 587
        gitlab_rails['smtp_domain'] = "gitlab1"
        gitlab_rails['gitlab_email_from'] = 'gitlab@gitlab1'
        gitlab_rails['gitlab_email_reply_to'] = 'noreply@gitlab1'

参考URL

https://hawksnowlog.blogspot.com/2021/07/run-postfix-and-gitlab-on-docker-compose.html

gmailに送るのが楽?

下記のサイトには、gmailに送るのが楽と記載があった。

https://e-penguiner.com/gitlab-with-docker-onpremise/

LDAPサーバを使う場合の設定

参考: https://qiita.com/hiren/items/cba9fc6da7165c9416a0

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