自分はいろいろな開発プロジェクトに参画してきた経験からいえることだが、開発コストがかかるのは、テストとバグ対応だと言える。

バグというのは、勘違いからくる。

たとえば、時間関連の勘違いも多い。

よく、深夜1時のことを25時として扱うというのがあったりする。これと、世界標準時間でいうところの時間とごっちゃにして、あれ、●月×日のデータがない。みたいなことを言ってたりとかする。

期間についても、開始と、終了を一つの期間という入れ物に持っておらず、
終了が、開始の前になっても、なんのチェックもしてないということにきづかないとかいう現場が結構ある。

これらは、小さなデータの単位をStringやDate形などで持つのではなく、責任を持ったデータを管理する入れもの(クラス)を用意することで防げるのだ。

それがValueObjectの使い方なのだ。

しかし、それを現場のリーダにレクチャーなどしようものならば、レクチャーされた側は、プライドを気づつけらたようなそぶりを見せる。間違いないとおもう。だいたいのリーダは、口では、「意見があれば、歓迎します」とかいうが、自分が見た感じでは、それぞれ価値観があり、それに反対する勢力としてカウントされてしまう傾向が強い。世渡り的には、アドバイスなどはしないのが良いということになってします。
中には、ValueObjectについて、まちがった認識を逆にレクチャーしてきたケースもあった。

そういう時は、「あぁ、そうだったんですね。勉強になりました。」と答えるのが大人の返しかたなのである。

そういう現場は、謎のバグになやまされてかわいそうなことがおおいのだが、それは、リーダが自分のプライドを守ったつけを払っているのであるから、自業自得である。

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