枯れた技術の水平思考

枯れた技術の水平思考ってなんだろうっておもって、任天堂をもり立てた、偉い人の本を読んだんです。

軍平さんの書籍では、 新技術は最初は高価だけども、時間がたつと、コストダウンされおもちゃにつかえる値段になってくる。 それを組み合わせるのが賢いやり方なんだよ。

だそうです。

これが、ハードとソフトを合わせて作る任天堂の考えかたなんだとおもいました。

とはいえ、残念ながら自分はいまのところソフトウェアオンリーなので、これをソフトウェアだけのはなしでかんがえてみることにしました。

枯れた技術の水平思考に対する僕の解釈は、 これ以上発達しないような成熟された技術に対して、正しくメリット、デメリットを評価して、一般的に使われている用途以外に応用するという、技術に対する向き合い方だと思います。

最近フレームワークがどうのこうのともてはやされていますが、まだ成熟されておらず、メリットとデメリットの評価が確定しません。

自分が考えた例

なかなかいいアイデアが浮かばないものですね。

NetBeans?とJavaをメモとして使う

メリット

異なる言語体系では、メソッドなどの命名規則が異なっていても、Java言語の命名規則でメモすることで、どんな言語でも統一できる。

IDEの宣言メソッドへのジャンプ機能が使える。これはHTMLよりも遥かにメンテナンスがしやすい。

デメリット

直接実行はできない。ただし、

コード例

たとえば、emacsのlispに関する知識をJavaでメモしてみると次のようになる。

探したいメソッドが、Javaの一般的な命名規則で記述できる。そのうちJavaDoc?を使うともっと便利だってことがわかるかもしれないし、がんばれば、コード生成への道も開かれることだろう。

package codegen.emacs;

public class Command {
   //M-x
   public void inputCommand(){
       //escキー + xキー
   }
   
   //Emacsに命令する
   public void executeCommand(String command){
       inputCommand();
       //command + Enterキー
   }
   
   //キーに対応するコマンドを調べる
   public void searchCommandBindKey(){
       //M-x describe-key RET  キー入力
   }
}
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Last-modified: 2012-11-30 (金) 15:24:08 (4157d)